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働く人を知る

先輩看護師 NICU看護課
2016年入職

SCENE 01
淀川キリスト教病院を選んだ理由と魅力

新生児看護に力を注ぐ病院で
経験を積みたいと入職を決めた

祖父をがんで亡くしたこと、姉がNICUの看護師になったことに影響を受け、私自身も看護師という仕事に魅力を感じるようになりました。子どもが好きだったこともあり、就職活動では小児看護や新生児看護に携わりたいと病院を探していたところ、淀川キリスト教病院の存在を知りました。産科とNICUの両方があり、周産期医療と小児看護に注力していること、地域周産期母子医療センターとして搬送件数も多いことから様々な症例を経験しながら成長できると思ったのも当院を選んだ決め手です。また、新人への教育体制が整っていたことにも惹かれました。なかでも、プリセプターと匠ナースが病棟でサポートしてくれる環境に安心感を覚え、当院なら精神的にも技術的にも支えてもらえると感じました。

SCENE 02
現在の仕事とやりがい

小さく産まれた赤ちゃんと
ご家族の愛情をつなぐ喜び

NICU、GCUには小さく産まれた新生児や、出生時の呼吸サポートなど治療が必要な新生児が入院しています。合併症や異常の早期発見のために出生直後から観察を続け、発育・発達を促進するために新生児の状態に応じた個別ケアを行うのが私たち看護師の仕事です。それと同時に家族の愛着形成を促すよう、カンガルーケアやタッチングなどの早期接触を行っています。私たちはご家族と赤ちゃんとの絆を育むお手伝いをすることにこの仕事のやりがいを感じています。「産まれてきておめでとう」と誕生を喜び、成長して退院していく時にも「元気になっておめでとう」と2度も祝福できるのはNICUならではの喜びだと思います。

SCENE 03
めざす将来像

NICUでの経験を生かし
将来は子どもの緩和ケアに携わりたい

重篤な疾患を持つ新生児や、小さく産まれた超低出生体重児を見てショックを受け、愛情を感じるよりも悲しみの感情が強く湧きあがり、現実を受け入れられないご家族は少なくありません。赤ちゃんに触れることさえ怖いと感じるご両親に寄り添い、声掛けやスキンシップを促すことで絆を深めるきっかけをつくり、ご家族と一緒に赤ちゃんのこれからを考える。私はそんな看護師になるために、今後も様々な看護実践を積んでいきたいと思っています。そして将来は小児がんの子どもたちの緩和ケアに携わり、最期を迎える子どもたちが、またそのご両親が、「したいことをできた」「したいことをさせてあげられた」と心から納得できる旅立ちのお手伝いができればと考えています。