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SCENE 01
淀川キリスト教病院を選んだ理由と魅力
私が看護師をめざしたのは出産後、30歳を過ぎてからでした。航空会社を退職し、臨床心理士を目標にクリニックで働くなかで看護師という新たな選択を決断。育児と学業を両立しながら資格を取り、2000年に淀川キリスト教病院に入職しました。当院を選んだのは、全人医療の理念、Tender Loving Careの実践、スピリチュアルケアに共感したのが何よりの動機です。入職からは外科・整形外科病棟で経験を積み、より幅広い疾患に携わりたいと救急外来に異動。救急看護の知識を磨くために認定看護師の資格を取得しました。その後も大学院で急性期看護学を専攻し、救急領域の特定行為研修を終了しました。このように学び続けられたのは当院の資格取得支援のおかげで、手厚いサポートがあったからこそ望むキャリアが形成できたと感謝しています。
SCENE 02
専門知識・技術を生かして多彩に活躍
普段は救急センターに在籍し、資格を生かして救急外来、救急病棟での看護の実践・指導・相談に携わっています。院内では院内急変チームの一員として病棟を横断的に活動することもあれば、看護師を対象に院内急変時の研修を行ったり、新人看護師にフィジカルアセスメント概論・演習を教えたり、院外ではフィジカルアセスメント講師やインストラクターとしても活動しています。院内外にフィールドがあるからこそ学べることが多く、それぞれの学び・経験を双方に還元できることに面白みを感じています。何よりもやりがいを感じるのは、これまで培った専門的な知識や技術を駆使して救急搬送患者さんの看護にあたれることです。知識を生かして先を見通す看護を実践することで患者さんはもちろん、そのご家族、関わるすべての医療従事者の支援、相談、指導に携われることに誇りと責任を感じています。
SCENE 03
めざす将来像
現在も救急外来のみならず、院内外に活動フィールドを広げていますが、今後も病棟、地域へとどんどんフィールドを広げることが私の目標です。また、関わる対象者も患者さん、そのご家族を中心に、そこに関わるすべての方々に専門的な知識や技術を生かして看護の実践、支援を行うことをめざしています。例えば、ACP支援や救急から実践できる帰宅支援、退院支援など、救急搬送を迎えるだけでなく、救急医とともに積極的に地域に出掛け、患者さんの医療体制を整える役割を担いたいと思っています。救急はいのちを救うことも大切ですが、たましいを救うことも同じくらい大切。患者さんが最期を迎える時にいい人生だったと思っていただくために、またご家族にも納得して看取っていただくために存在するのが私たち看護師であり、それが救急に携わる看護師の究極の使命だと私は考えています。