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働く人を知る

認定看護師 看護スペシャリスト室 認知症看護認定看護師
2015年入職

SCENE 01
淀川キリスト教病院を選んだ理由と魅力

専門性を活かしつつ
育児との両立も。
そんな希望を叶えてくれた

以前の病院で認知症疾患治療病棟に勤務していたことがきっかけで、高齢者の方々とのふれあいにとても惹かれるようになりました。そのなかで認知症患者さんにより良い看護を提供したいという思いが芽生え、自分の知識や技術をもっと高めるために認知症看護認定看護師の資格取得を決意。当時働いていた病院を辞めて大学院に入学したちょうど同じ時期に結婚、その後、大学院で学びながら長女を妊娠・出産と本当に様々なことがありました。大学院を修了後、学んだ知識を現場で活かしたいと再就職をめざしましたが、育児と仕事を両立させてもらえる職場は少なく、一時は働くのを諦めかけたことも。そんな時に出会ったのが淀川キリスト教病院でした。認定看護師として専門性が活かせる環境を与えてもらえ、なおかつ育児との両立も支援していただけたことが入職の決め手。やっとめざす看護が実現できると、とても嬉しかったことを覚えています。

SCENE 02
現在の仕事とやりがい

新たな取り組みを認め、
応援してくれる風土が
やりがいに

現在は看護スペシャリスト室の所属となり、看護部専従ナースとして組織横断的に働いています。各病棟に入院する認知症患者さんが環境の変化によって混乱することのないよう、認知症ケアチームの一員として患者さんに直接かかわったり、病棟看護師と一緒により良いかかわり方を考えたりするのが私の役割です。また、入院した認知症患者さんの生活リズムを整えることを目的に「院内デイサービス」を立ち上げ、介護福祉士とともに運営しています。実はこのデイサービス、もとは特定の病棟内だけの試みだったのですが、離床してアクティビティを行うことで患者さんの表情がみるみる明るくなったことが認められ、院内デイサービスへと規模が拡大。忙しい急性期病院でありながら、認知症患者さんを寝たきりにしない環境をつくることができました。患者さんのために「やってみたい」と声を上げると、新しい活動でも受け入れてくれるのが当院の魅力。上司も気軽に相談に乗ってくれるので、常に意欲的に仕事に取り組める環境があると思います。

SCENE 03
めざす将来像

認知症患者さんが
より安心できる療養環境を
実現したい

認知症患者さんにとって、様々な処置を優先しなくてはならない急性期病院の環境はとても不安で混乱することが多いもの。そんななかでも安心して治療を受け、認知症状を悪化させることのない療養環境をつくることが私の目標です。小さな働きかけかもしれませんが、毎日同じ時間に病室を訪問してやさしい声掛けを繰り返すことで患者さんに安心感が生まれることもあると思うんです。「見たことがある人だ」とうっすらとでも覚えていただければ、不安も少しは軽減されるはず。こうした積み重ねが実を結び、「顔を見るとホッとする」なんてお声をいただけると、とても嬉しい。これからも私がかかわることで患者さんに少しでも安心して過ごしていただけるよう、頑張りたいと思います。