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働く人を知る

先輩看護師 7階A病棟看護課(血液腫瘍内科)
2014年入職

SCENE 01
淀川キリスト教病院を選んだ理由と魅力

辛い時を支えてくれた
看護師との出会いが
入職のきっかけ

淀川キリスト教病院が旧病院だった頃、父が入院していた時の出会いが入職のきっかけです。当時まだ中学生だった私は重病を患う父の姿を見るのが怖くて、病室の前で入るのをためらっていました。そんな時、病棟看護師の方が「大丈夫よ」とやさしく声をかけてくださり、その言葉にとても勇気づけられ、看護師という仕事に憧れを抱くようになりました。実際に就職活動を始めてからはご縁のあった当院で働きたいという思いに加え、淀川キリスト教病院にホスピス病棟があったのも入職の決め手に。ここなら最期まで患者さまに寄り添う看護ができると思い、入職を決めました。

SCENE 02
現在の仕事とやりがい

最期まで寄り添う。
この言葉の重みをかみしめて

丸4年以上勤めた9階B病棟(脳外科)を経て、5年目から7階A病棟(血液腫瘍内科)で働いています。この病棟は主にがん患者さまと接することが多く、私は化学療法や放射線治療を受ける方の看護および終末期の方の看護に携わっています。これまでの病棟では術後に回復される患者さまへの看護が中心だったのが、ここでは治療のために何度も入退院を繰り返される方、緩和ケアから看取りになる方も多く、正直、自分の看護がこれでよかったのかと悩むこともしばしば。しかし、そんな中でやりがいに感じるのは患者さまに寄り添えたと実感できた時です。些細なことですが、入退院を繰り返す方の病室には受け持ちでなくても足を運んだり、その方の様子に応じて声をかけたり、見守ったり、微力ながら支えになれたと思えた時に看護師として働く喜びを感じています。

SCENE 03
めざす将来像

患者さまとの出会いを通じ、
めざす未来を見据えたい

外科と内科、それぞれ異なる看護を経験した今、本音を言うと、これから自分がどの道に進むかの答えはまだ出せていません。外科で学んだ患者さまの回復を支える喜び、内科で知った最期の時に寄り添う重み、どちらも看護師として非常にやりがいある仕事だと感じています。これからより多くの患者さまと接するなかで、私にとってどの領域で看護するのが自分の力を最も発揮できるのかを見極めていきたい。一つだけ目標として言えることがあるとすれば、それはどの道に進んでも患者さまが最期までその人らしく生きていけるよう看護することです。以前はホスピスでの看護は死を前提としたものと捉えていましたが、現在は死ではなく限られた生をいかに生きていただくか、そこに寄り添える看護師でありたいと思っています。