人の気持ちに寄り添える看護師に
希望していた救急看護課に配属され、小児から成人までの幅広い患者さんの対応を行っています。
日々どのような患者さんが来院されるかわからないので、すべての疾患を対象とした看護の知識と技術が必要です。また夜間では救急病棟への緊急入院もあり、一般病棟と同様の看護提供能力が求められます。
初めの半年間くらいは、わからない事への不安が大きかったのですが、プリセプターや匠ナースなど先輩方がフォローしてくださり、
少しずつですが出来ることが増え、やりがいを感じ始めています。
最初の1年間は特に大変だよと教えてもらっていますが、患者さんから「あなたがいてくれて良かった」、同じ職場の仲間から「一緒に働いてくれてありがとう」と言ってもらえた事が、私の宝物です。
救急看護課 新人看護師
新人看護師をフォローするシステム
褒めて伸ばす教育で
自ら考え行動する喜びを教えたい。
とくに新人さんのうちは不安と緊張の連続で、慣れるまではミスが多くなることもあります。
もちろんミスは少ない方がいいですが、患者さんに害を及ぼさないミスならば頭ごなしに怒りません。理解してほしいのは、そのミスが起きた原因であって、怒られたという結果ではないからです。次にどうすれば同じミスを起こさないのか一緒に考えて対策できたらと思っています。なので私自身に心掛けているのは、どうすればもっと自分で考え、行動できるようになってくれるのか、どうしたら促してあげられるのか、です。自分で考えて、手を動かして覚えたことは絶対に忘れないので。もちろん、些細なことでもできるようになったことは一緒に喜びましょう。成長出来たことをたくさん褒めてあげますね。
この関係は一生もの。
ずっと大切に育みたい。
プリセプターはプリセプティの性格を踏まえた指導をすることが大事だと考えています。
というのも、私が新人だった時のプリセプターはマイペースな性格を見抜き、職場での関係づくりから勉強の仕方までとても丁寧にフォローしてくれました。だから私も、例えば頑張り屋さんのプリセプティにはあえてほどほどの目標設定を行い、頑張りすぎないよう気をつけたりしています。プリセプター・プリセプティという関係は1年で終わってしまいますが、この出会いは一生もの!プリセプティが困っていれば、私はいつでも飛んで助けに行きます。